不当利得返還請求や債務整理の専門用語を具体的に解説しています 最高裁判例(抜粋)
2009.1.22
過払い時効の起算点

さいこうさいはんれい2009.1.22

2009.1.22最高裁判断基準(第一小法廷判決:平成20(受)468)
「継続的な金銭消費貸借取引に関する基本契約が、利息制限法所定の制限を超える利息の弁済により発生した過払金をその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意を含む場合には、上記取引により生じた過払金返還請求権の消滅時効は、特段の事情がない限り、上記取引が終了した時から進行する。」

これまで過払い金請求権の消滅時効は10年と認識されていたが、この判決では「過払い金請求権の消滅時効は、過払い金発生時ではなく取引終了時から起算される」との初判断を示しており、借金を完済して残高が0円になった時点で、貸金業者との契約を解約していなければ『たとえ10年前の過払い金でも時効にならないと言うことで、借り手側にとって大変画期的な判決と言える。

なお、この判決と同様の判断が2009.3.3(第二小法廷判決:平成20(受)543)と、2009.3.6(第三小法廷判決:平成20(受)1170)でも示されており、これ以降に過払い金請求が拡大した。


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